ごあいさつ

地域密着型介護老人福祉施設
　妻の杜
施設長予定者　　川　﨑　　桂

私たちの歴史は、昭和6年(1931年)に西都市中心市街地地域の0歳児から小学生までを預かる施設「コドモノイエ」に始まります。昭和59年(1984年)には「『安・心・感』ある豊かな社会と生活の実現に向けて、福祉マインドに基づく高い専門性を担保した良質な利用者主体の福祉サービスを、主体的かつ積極的に提供します」を理念に掲げ、「社会福祉法人つばさ福祉会」を設立しました。西都市に根差して間もなく100年、卒園児が親となればそのお子さんを、祖父母となればそのお孫さんをと代々にわたって保育事業を展開してまいりました。そして多くの卒園児が高齢者となった平成11年(1999年)には、介護保険サービス通所介護「白馬デイサービスセンター」を開設し、地域の高齢者福祉にも取り組んでまいりました。
このたび、更なる地域ニーズに応えるため、特別養護老人ホーム「妻の杜」を開設いたします。この施設では『生活の継続性』『自己決定の尊重』『残存能力の活用』を運営方針に、入居する方々が人生の最期までその人らしく暮らすことをお手伝いします。
また、「妻の杜」は通所・入所サービスのほか、地元の方々が集う交流の場、また災害時には避難場所としての機能を備え、様々な世代の西都市民の皆様が幸せに安心して過ごせる場所もなりたいと思います。
一方、働く場としては、社会の変革や成長に合わせて、ICTや介護ロボットなど積極的に取り入れて労働環境整備に取り組みます。あわせてエビデンスに基づいた科学的介護を推進することで、利用者の快適かつ充実した生活と職員のワークライフバランスが共に実現する運営に取り組みます。
特別養護老人ホーム「妻の杜」は、ここに集うみんなが互いに共感を持って尊重し合い、自己実現できる施設です。西都市でともに歩んでいきましょう。

2023年9月