仕事を知る保育士(乳幼児)
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仕事内容
取り組んでいただくのは、保育業務全般です。0歳児から5歳児までいずれかのクラスを担当し、一緒に受け持つ複数の職員と連携しながら、日々の保育を通して人間形成の基礎を養っていきます。
私たちの保育に『プログラム』はありません。まず行うのは、子どもたちに「何がしたいかな?」と問いかけること。たとえば遊びの時間であれば、公園に行こうか、室内でお絵かきやままごとか、同じ目線で対話をしながらいくつか選択肢を用意して、自分で考え、選び、行動できるように寄り添っていきます。
そのため、子どもたちが少人数のグループで動き回ることも日常的。遊び・工作・行事などに必要な物を子どもと一緒に調べ、「どこに行けば買えるかな?お金はいくらかかるかな?」と話し合って、買い物に付き添うことも珍しくありません。
もちろん、遠足や運動内なども、子どもたちと対話しながら「どこへ行くのか」「何をするのか」を決めていきます。大切なのは、自由な活動のなかでどんなことを体験し、学び、身につけてほしいのかを考えながら、子どもたちに伴走すること。一人ひとりの個性や気持ちにじっくり向き合いながら、その成長をサポートしていきましょう。
仕事の特徴
少人数グループでの活動
日々の活動や遊びは、子どもたちの「これがやりたい!」で決まっていきます。
そのため、「色水遊びが人気」となれば大人数で取り組むこともありますが、たとえば「鈴虫を育てたい」「郵便屋さんになって手紙を届けたい」という数人のグループがあれば、少人数で別行動を取ることもしばしば。こうした子どもの自主性に臨機応変に対応できるよう、各クラスは複数担任制を採用し、職員の人数も多めに配置しています。
自由度の高い遠足や運動会
遠足などのイベントも、決まったプログラムはありません。「虫取りがしたい」という意見が多ければ、どこに昆虫が住んでいるのか、その場所にはどんな乗り物で行けるのか、虫取りに必要な道具は何か……。
パソコン・本・地域の方々への聞き込みなどを通して、子どもたちと一緒に調べ、計画を作成していきます。こうした取り組みは、運動会などでも同じ。自分で考え、行動している時の子どもたちの表情は、本当にイキイキと輝いています。
保護者への情報提供
対話保育によって、子どもたちがどんなことを学び成長しているのか。それを保護者の皆さんに伝えることも大事な仕事のひとつ。園内の掲示物やお便りも、単に作って終わりではなく、「写真を大きく載せてみよう」「短い文章でまとめて読みやすくしよう」といった創意工夫が不可欠。子どもたちに接するように、保護者に対しても丁寧に向き合うことで、保育のヒントを得ることも珍しくありません。
地域子育て支援への参加
例えば0歳児の扱いや子どもとの接し方など、身近に相談できる人がいないお父さん・お母さんが増えています。
在園の有無に関わらず、そんな地域の方々に対して子育ての専門知識やノウハウを提供し、サポートしているのが当法人が行っている「世代包括支援事業」です。
『まちの赤ちゃん保健室』などの定期的に行っているイベントには、保育士も参加。日頃の経験を活かし、地域の方々の不安を安心へと変えていきましょう。