職員からのメッセージ「私たちは子育てのパートナー」
園長より
いちざきみんなの家ではどのようなことを大切にしていますか
いちざきみんなの家は、子どもたちの「知りたい!」「やってみたい!」という思いに寄り添い、その時の「ウキウキ・ワクワク・ドキドキ」といった気持ちを大切にし、子どもと大人が一緒になってたくさんの対話や体験をするなかで、成功や失敗を繰り返しながら子どもたちの「生きる力」を育むことを大切にしています。
お子さまの入園を検討している方や、保護者の皆様にメッセージをお願いします
子どもたちは、保育園での「生活」や「遊び」を通して、たくさんの「学び」に自ら取り組んでいます。
不確実性の高い現代社会においては、IQや学力テストでは測れない「社交性」や「自尊心」「忍耐力」や「協調性」などの非認知能力を育むことが大切で、それらが将来の成功に結び付くと言われています。
いちざきみんなの家では、子どもも大人もたくさん対話をします。そんな中から子どもたちは「協調性」や「コミュニケーション能力」を身に付け、「想像力」や「表現力」を高めていきます。いちざきみんなの家の子どもたちは、毎日をこんな感じで過ごしています。だからこそ「自ら学ぶ力」が育ちます。
そんな子どもたちの「遊び」と「学び」、そして「成長の姿」を見に来ていただけたら嬉しいです。
園長 石井 誠
主任保育士より
いちざきみんなの家の特徴
①平屋の建物
全クラスが同じフロアにあり、お部屋への行き来が気軽なことから保育者が子どもの様子を知ることができるのはもちろんのこと、年上の子どもが年下の子どものお世話に行ったり、他のクラスでの活動を見て「やってみたい!」となれば、クラスの垣根を越えて一緒に交流したりと、異年齢交流が盛んに行われています。
②コーナー保育
子どもたちは登園してくると好きな遊びの世界に入っていきます。いちざきみんなの家では、積み木のコーナーやままごとのコーナーなど、それぞれの遊びをコーナーで分けています。子どもたちは自分の興味があるものを手に取り集中して遊び込む姿が見られます。また、その時の活動だけで終わらせたり、つくったものをその日限りで片付けたりせずに、翌日以降も遊びの続きができるようにしています。
③ラーニングパートナー
子どもたちと私たち保育者の関係性は対等で、共に学びあう関係から“ラーニングパートナー”と位置付けています。子どもの「やってみたい!」「これは、なに?」に寄り添い、先回りをせずに「一緒にやってみよう!」「一緒に調べてみよう!」と子どもと同じ歩幅で歩いていきます。時には失敗することもありますが、「どうしてだろう?もう一回やってみよう!」とそれまでのプロセスを見直しながら再度挑戦できる環境を整えています。お父さんや、お母さん、おじいちゃんにおばあちゃん、地域の人を巻き込みながら子どもたちの思いを実現させています。
保育をするうえで大切にしていること
子どもと関わる際には、子どもを“一人の人間”として尊重し、子どもの思いに寄り添いながら子どもが今どんなふうに感じているかを大切にしています。
子どもがどんなことに興味・関心があるかを観察したり、つぶやきを拾ったりしながら、子どもと一緒に遊びを展開させていきます。子どもと沢山の対話を行いながら子どもたちの思いを実現するための手助けをしています。
子どもたちが「保育園が大好き」と毎日元気いっぱい・笑顔いっぱいに通ってもらえるように私たちも日々の保育を楽しんでいます。
主任保育士 熊田 里佳
管理栄養士より
いちざきみんなの家の給食について
私たちの園では和食中心の献立を心掛けており、旬の食材や素材そのものの味を十分に活かした栄養満点の給食を提供しています。行事食は勿論、絵本メニュー・世界の料理・郷土料理を取り入れ、多くの食文化に触れる機会をつくっています。子どもたちは毎日の食事をとても楽しみにしており、食事の盛り付けや片付けも子どもたちが自ら行っています。
行事食について
「こいのぼりフルーツパイ」や「ツリーポテトサラダ」など子どもたちが目で見てわくわくするような行事食のほか、昔から受け継がれてきた五節句やお盆・お正月などの季節行事の食事や特別メニューにも力を入れています。
食育活動について
子どもたちの「やってみたい」「食べてみたい」「作ってみたい」に寄り添った食育活動を行っています。昨年度は絵本を用いて子どもの前でホットケーキを焼いたり、必要な材料や作り方、担当決めなどを子どもたちと話し合い、炒飯や餃子、カステラやプリンなどを作ったりしました。子どもたちと一緒に野菜の栽培にも取り組んでいます。
管理栄養士 田中 千帆