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おおたみんなの家保育園の保育 | 特徴的な取り組み | 東京都大田区の認可保育園 おおたみんなの家

認可保育園「おおたみんなの家」

特徴的な取り組み

おおたみんなの家保育園の保育

遊びの続きを保障

集団生活の中で食事や午睡など場面が変わる時には、お片付けのタイミングがあります。子どもたちから「まだ遊びたかった」「せっかく作ったのに壊すのは嫌だよ」という声が聞かれることも少なくありません。そのような時に「片づけなくちゃダメでしょ」「~の時間なんだから」と大人の都合で片づけさせるのではなく、子どもたちの気持ちに寄り添うことをおおたみんなの家では大切にしています。「つづきだよ」「壊さないでね」などと張り紙をしてとっておき、午睡明けや翌日にまた同じ遊びの続きができることで、子どもたちは見通しをもち、場面が替わる時にも気持ちを切り替えて行動することができます。そして遊びの続きから始めることでより遊びが展開し、より複雑な遊びへと発展していきます。また、‟つづき“の張り紙を見て、友だちの大切な作品だから壊さないようにしようと自分のものだけでなく、誰かのものも大事にしようとする姿も育っていきます。

そして、幼児クラスの子どもたち一人ひとりには“続きBOX”と呼んでいるカゴを用意しています。カゴの中にはぬり絵やLaQで作った作品など、カゴに入る個人の作品を入れて保管しています。自分専用のカゴがあることで「個人の続き」を保障し、同時に子ども自身が自分の物を管理することにも繋がっていきます。

一人ひとりの誕生日を大切に

おおたみんなの家では子どもたち一人ひとりの誕生日当日に、誕生日会を行ってお祝いしています。子どもたちにとって1年に1回の特別な1日を過ごすことは、「生まれてきて良かった」「みんなから認められている存在」という自己肯定感を育み、「愛されている実感」へと繋がっていきます。

また、3,4,5歳児の子どもたちは好きな保育者と一緒に近隣のケーキ屋さん、またはお花屋さんの一方を選び、2人きりで買い物に出かけています。普段は集団保育の中で過ごす子どもたちですが、誕生日の日だけはそのような特別な時間を過ごしています。

自分の誕生日をお祝いしてもらった経験から、また次の誕生日に期待をもって過ごし、友だちの誕生日には歌を歌ったり、「おめでとう!」と言葉をかけてお祝いしてくれています。

卒園児がいつでも遊びに来る“みんなの家”

開園から13年が経ち、第一期の卒園児は高校生となりました。小学校に入学した時にはランドセル姿を見せに来てくれ、小学校卒業の時にはより逞しく成長した姿を見せに来てくれる卒園児の姿に、私たち保育者もとても嬉しい気持ちになります。そのような節目のタイミングに限らず、突然インターホンが鳴り「こんにちは!」と元気な顔を見せてくれることも少なくありません。「今日はこんな勉強をした」「新しい友だちができた」「もう〇〇年生だよ」などと口々に話しています。

保育園を卒園して成長を重ね、それぞれがやりたいことに向かってイキイキと過ごしている姿を見ると私たち保育者もとても嬉しい気持ちになります。

在園児のみならず、卒園してからも地域の子どもたちや保護者の方に親しみをもっていただける“みんなの家”であり続けたいと思っています。

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