特徴的な取り組み
当施設は、西都市の市街地に位置し、1日に25人のご利用者を迎えています。私たちは 「今日も楽しかったな」と笑顔で帰ってもらえることをモットーにおひとりおひとりの体調や身体状況、好み、興味に合わせた取り組みや運動を提供しています。予防運動や集団体操 音楽リズム クラブ活動 レクリエーション 手工芸を楽しむ方もいらっしゃいます。写真撮影会や、敬老会、誕生会での出し物などでは 達成感や感動を味わっておられます。ご利用者様のニーズに合わせ,自主的に動けるように環境を整え、出来ないところは支援をさせていただき、今日一日を大切に心を込めて接しています。また、食事後の片づけや掃除など生活の一部分を共に協力し、一人ひとりが自分に今出来ることを続けることで、デイサービスの中でもお互いに認め合い、貢献し合い支え合って過ごしています。
私たちスタッフは、常に利用者さんへの自立支援と尊厳を忘れずに お一人お一人の想いに耳を傾け、寄り添いながらこの施設が、利用者さんにとって心地よく過ごせる場所になることを目指しています。
隣接園との交流
施設の特徴の一つとして、子どもたちとの交流もあります。レクリエーションの時間には子どもたちを招き、ふれあいを実現、この触れ合いによって、利用者さんは元気をもらい、子どもたちはさまざまな経験と知識を得ることができます。特に、子どもたちと触れ合うことは、活力になり、貴重な体験となっています。園児とのラジオ体操や誕生会、敬老会などで交流を深めます。定期的に交流することで顔の見える関係でお互いを敬う関係性を養います。
取組み
習字では、習字の先生に来ていただき、見ていただくことで、ご自分の味のある字に仕上がって作品展にも出品しています。手工芸では季節に合わせた小物つくりやひな人形などその時々で楽しめる季節のものを作成しています。頭の体操プリントや絵画も楽しんで取り組めるように準備しています。年度末には隣接園の園児に向けての創作活動で、手作り小物や記念写真スポットを準備して卒園を祝っています。昨年度はガチャピンとムック 小学校で使うランチョンマットを作成し贈呈しました。
白馬写真館
年に一回、写真館をデイサービス内につくり、写真の背景にある絵画や創作物を作成し、写真館を盛り上げています。令和5年度はウエディングドレスを着用し、ご家族様にも来ていただき、開催いたしました。スマートフォンで撮る時代になり、写真も現像することが少なくなった現代。写真にあえて現像することで見られる、素敵な笑顔と残る写真。「遺影に使う」と喜んでご自分の写真を見られるご利用者様。終活への意識も芽生え、ご家族様が言えなかったことや、ご自分が亡くなった後の事も少しずつ考えられるようになってきています。
