みんなでおかたづけ
投稿日:2023.08.10
台風6号が接近しました。被害を受けられた皆さまに心からお見舞い申しあげます。
こどもの家がある西都市は暴風域には入りませんでしたが、今週初めから本日まで長時間にわたり台風の影響を受けました。
こどもの家の第1園庭には、大きな栴檀の木が2本ありますので、台風が接近した後は落ちてきた枝葉を片づけるのがルーティンになっているのですが、今回も「学童クラブ即席お掃除隊!?」という強力な助っ人の登場で、あっという間におかたづけが終了しました。
このような、ちょっとした“おかたづけボランティア”は、もちろん園庭を綺麗にするという目標はありますが、支援員や保育教諭など周りの大人が喜ぶことで、こどもにとって「自分の行為が他の人に認められ、他の人の役に立った」という感覚が芽生えます。これを繰り返すことで「できた」という経験と喜びにつながり、こどもの自己肯定感を育むことにつながります。
今日の“おかたづけボランティア”のきっかけは様々だったと思います。しかし、目標や副産物的な効果は同じでなのではないでしょうか。
そのような意味で、園庭を綺麗にするという目標以上に、その経験で得られる副産物に意味があります。環境のためであったり、他の人のために(頼まれて/影響を受けて)やった行為が、回りまわって最終的には自分自身の成長につながるのです。まさにwin-winの関係ですね。
終了後、隊員たちに「ありがとう」の気持ちを伝え、予定されていたミーティングに参加したのでありました。